iPhoneの中身をFinderに自動マウントしてくれる無料アプリ「Disk for iPhone」をMavericksで動かす

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通常、MacではiPhoneの中身がFinderに表示されないため、iFunBoxを用いてアプリケーション内でファイルを見るのが常識になっています。iExplorer、Phone Diskと呼ばれるソフトなどでもiPhoneの中身を閲覧出来、かつFinderマウント機能が存在しますが、有料、価格的には3000円くらいするものが多いのが現状です。

オープンソース・無償公開のiphonediskというプロジェクト名でiPhoneのディスクをMacにマウントしてくれるアプリが2007年くらいから存在します。
2007年というと、初代iPhoneが発売された年ですね。ただこのプロジェクトは2010に終了し、アップデートも今後ない模様です。

プロジェクトのサイトには”Disk for iPhone (Final version, doesn’t work post Lion)”と、Lionでは動作しないと書かれていますが、実はMavericksでも動きます。

Lion時代にMacFuseの開発停止

Disk for iPhoneを動かすにはMacFuseと呼ばれるものが必要になってきます。しかしながら開発が停止しているのが現状。

そもそも、MacFuseとは何か?

wiki抜粋:
MacFuseとはgoogleが2007 年1月11日に公開した OS X 上における FUSE (ユーザスペースで動作するファイルシステム) の実装で、カーネルエクステンションとして提供されています。FUSE を使うことで、開発者にとってはファイルシステムの開発を容易におこなうことができ、また、利用者にとっては sshfs (ssh 上で動作するファイルシステム)やntfs-3g (読み書きが可能な NTFS) といった便利な機能が利用可能になります。

MacWiki – MacFUSE


FUSE for OS X

しかしながら、MacFuseは2008年10月19日にMacFUSE v2.0.3,2をリリース後、開発は停止しています。
Disk for iPhoneがLionで動かない宣言されている理由にはここにあると思われます。

OpenSourceなAPIだったため、有志が新しいOS Xでも動くよう未だに開発が行われています。
それがFUSE for OS Xと呼ばれるものです。執筆時は、Version 2.6.1。

Home – FUSE for OS X


Disk for iPhoneの環境をセットアップ

FUSE for OS Xをインストール

上記のFUSE for OS Xリンクから最新バージョンをダウンロードして下さい。

インストールを進めて行くと以下のような質問が聞かれるので
必ず、”MacFUSE Compatibility Layer”にチェックをつけて下さい。
入れ忘れたらもう一回インストーラを起動し、再度インストール。

Screenshot 2013 10 24 17 51 48
※ “MacFUSE Compatibility Layer”はOSXFUSEまたはMacFUSEで書かれた任意のサードバーティ製のファイルシステムを有効にするものです。要するに、Disk for iPhoneを動かすために必須です。

Disk for iPhoneをインストール

下記のリンクからDisk for iPhone 20100411.dmgをダウンロード
Disk for iPhone.mpkgを実行してインストールしてください。
Macの再起動を促されるので再起動する。

Downloads – iphonedisk – Disk for iPhone is a MacFUSE filesystem for the iPhone – Google Project Hosting


使い方: 自動でiPhone中身がFinderにマウント

設定は全くありません。
iPhoneを繋ぐとFinderに「iPhoneDisk」という項目が出現してクリックするとiPhoneの中身がみれます。

Image 10 24 13 at 8 45 PM

カメラロールや、音楽ファイルを見る

DCIM → 100APPLE
と辿ればiPhoneのカメラロールの写真が見れます。

iTunes_Control → Music
と辿ればFxxとフォルダがたくさんありその中身に音楽ファイルが入っています。

脱獄iPhone向け: rootをマウント

ここからはマニアックな話になります。

そのままの設定で使うと、Mediaパーティション、いわゆる上記に貼ったスクリーンショットのフォルダがマウントされます。しかしながら脱獄iPhoneをiFunboxに接続するとrootがマウントされます。

違いは、AFC (Apple File Connection)の問題です。
com.apple.afc: Mediaパーティションのサービス名
com.apple.afc2: rootパーティションのサービス名

/Library/LaunchAgents/org.thebends.iphonedisk.mobile_fs_util.plist
にProgramArgumentsとあり、mobile_fs_utilの3番目の引数にcom.apple.afcのMediaパーティションがマウントされていることが分かります。

Screenshot 2013 10 24 21 24 57
それを以下のようにcom.apple.afc2に書き換えてやります。するとrootパーティションからマウントされます。

Screenshot 2013 10 24 21 23 00
あと1番目の引数にiPhoneDiskとありますが、これはマウントされる名前でありiPhoneDiskと言う名前に違和感があるのでiPhoneに変更してやりました。余談ですが2番目はアイコン画像ですね。

LaunchAgentsなんで設定を変更した場合は、Mac再起動してやると再度読み込まれます。

Image 10 24 13 at 9 31 PM

事前にcom.apple.afc2を設定する必要あり

Cydiaからafc2addを追加するもしくは、
Image 10 24 13 at 10 04 PM
iPhoneのServices.plistにcom.apple.afc2を追加する必要があります。
/System/Library/Lockdown/Services.plist

Image 10 24 13 at 9 43 PM

まとめ

Disk for iPhoneは例え2つのiPhoneを接続しても、先に繋げたiPhoneしかマウントされません。同時にマウントは出来ません。

これだけがちょっと悲しい点ですね。
しかしながらiFunBoxよりは軽快に表示される気がするし、FinderなんでFinder上の操作が出来ちゃうのが魅力です。


きんちゃんでした。

おわり。





2 Thoughts on “iPhoneの中身をFinderに自動マウントしてくれる無料アプリ「Disk for iPhone」をMavericksで動かす

  1. これはiOS8でTaiG AFC2を使っていてもできますか?LanchAgents内にファイルがなく、Lockdownの中にservice.plistが無いのですが…

  2. super_rabio on 2015年10月8日 at 9:43 AM said:

    MacFUSE+Disk for iPhoneでiPhone6をMac(corei3 3.06 MacOSX10.6.8)にマウントさせています。
    マウントさせますと、Macのディスクトップに青いアイコンが現れ、iPhone6内の写真などがMacから見たり出来ます。
    しかし、同じiPhone6をMacFUSE+Disk for iPhoneを導入している違うMac(core2duo 2.4 MacOSX10.6.8)に繋げますと、ディスクトップに青いアイコンが現れ一見マウントしているようなのですが、DCIMフォルダー内は0件と表示されます。
    Mac(core2duo 2.4 MacOSX10.6.8)で、DCIMフォルダー内等を表示させる方法をご存じでしたらご教授の程、よろしくお願いします。

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